木目調の家具選びで重要なのは色合いや素材です。明るめの色合いにはメープル材やタモ材などがあります。優しい雰囲気の清涼感あるインテリアになります。パイン材は黄色っぽい木肌に特徴的な節目が表れていて、ナチュラルで可愛らしい印象のインテリアになります。
パイン材を使った直線的でシンプルな家具も人気を集めていますが、パイン材の家具で代表的なのがカントリー調のインテリアです。その独特の節目が自然を思わせ、比較的柔らかい木肌のため、レース型などに加工しやすいため、装飾のついた家具が多いです。また、パイン材は新品当初は白っぽい色合いで、杉材のような印象ですが、月日が経つにしたがって、飴色に濃くなっていきます。ある程度でおさまりますがこの経年変化がパイン材の愛好者の楽しみでもあります。
格調高い印象になるのは、和風の家具には楢材などがあります。木肌にはっきりとした年輪が表れて赤みのある茶色です。古民家風のインテリアなどに見られます。都会的で上品な明るい雰囲気になるのはアメリカンブラックチェリーなどがあります。
紅茶のように琥珀色のような印象で木目も緩やかで落ち着きあるモダンなインテリアに仕上がります。モノトーン調の部屋に合わせるならブラックウォールナットがしっくりおさまります。木肌はチョコレート色のようにシックです。しっとりと波打つような木目は昼間だけでなく、夜の間接照明に表れても、空間にシンプルで落ち着いた印象をプラスしてくれます。